[商学部]フィールド調査:店内BGMが訪日観光客の旅行満足に及ぼす影響の研究(2)
2024年10月16日
訪日観光客のレストランでの食事経験は、店内に流れるBGMの種類によって変わるのか。この仮説を検証するため、商学部の平木ゼミでは2024年6~7月にかけて、小江戸川越にある飲食店でフィールド調査を行いました。
調査は、共同研究企業である株式会社USENが放送している2つの番組の和風ジャズ(和楽器を取り入れたジャズ音楽)と洋ジャズを、小江戸川越にある和系飲食店と洋系飲食店それぞれに流すという2×2のデザインで実施されました。学生たちは、いずれかの条件の飲食店で飲食を終えて出てきた観光客に声をかけ、英語のアンケート票に回答してもらうという流れで調査を行いました。
声がけからアンケート票の説明に至るまですべてを英語で練習してきた学生たちは、期待と緊張が入り混じる様子のなかでも物おじせず、積極的に外国人に声をかけていました。説明できないときはジェスチャーや指差しで対応したり、観光客と一緒に英語を韓国語に翻訳したり、笑顔でコミュニケーションする姿が印象的でした。調査結果は商学部の演習発表大会で発表する予定です。
【和系飲食店(寿庵)】
【和系飲食店(寿庵)】
【洋系飲食店(glin coffee)】
【洋系飲食店(glin coffee)】