「産官学連携」河川堤防の刈草を利用し、プラスチックを50%削減したゴルフティーを開発
2022年08月04日
COC事業(小江戸川越まちおこし)の一つである「観光まちおこしプロジェクトC」の授業では、「大学生観光まちづくりコンテスト2017多摩川ステージ」にてミズベリング賞を受賞したことにより端を発したプロジェクトが、現在も進行しています。
多摩川堤防の刈草(雑草)資源化に取り組む学生たちは、刈草ペレット(固形燃料)の製造に続き、地元企業のご協力により刈草ペレットからの樹脂プラスチック製造に成功。7月27日(水)に多摩川河川敷の川崎リバーサイドパーク(ゴルフ場)にて、石油由来のプラスチックを50%削減した「刈草ゴルフティー」配布イベントを行いました。
当日は来場されたゴルファーたちに刈草ゴルフティーを5本ずつ配布し、それぞれ手に取ったり試打いただいたりしました。ラウンド目的で来場したゴルファーの他、新聞報道等で事前にイベントを知り会場に足を運んでくださった方もおり、実際に使用した方からは「普段使用しているティーと遜色なかった。」「ショートティーだけでなくロングティーも使ってみたい。」といったご意見をいただきました。
同時に、普段使用しているゴルフティー等に関するアンケートを実施。約50名の方にご協力いただきました。今後学生たちはアンケートの結果や現場でヒアリングした意見を下に、本格的な商品化を実現すべくさらに改善を進めていきます。
当イベントは8月7日(日)にも実施します。幅広いターゲット層からより多くの意見を収集し、商品化に向け一歩ずつ前進していきます。