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【女子ソフト】文部科学大臣杯第51回全日本大学選手権大会の結果

2016年10月06日

 文部科学大臣杯第51回全日本大学女子ソフトボール選手権大会が、8月26日(金)から 29日(日)に鹿児島県南九州市知覧平和公園多目的球場他で行われた。本学チームはこの大会の前に愛知県「デンソー女子ソフトボール部」さんの胸を借りる合宿を経て鹿児島入りした。

 初戦の相手は創部5年目、インカレ出場3回目の美作大学であった。
本学はチャンスを生かせないまま3回を終了し、逆に美作大は4回表に2点、5回表にも2点と攻撃の流れを着々と自分たちのもとに引き寄せていった。
5回の裏、本学が1点をかえし反撃にでるチャンスを得た矢先、大粒の雨が降り出し試合は一時中断された。30分以上の中断の後、グラウンドはまるで潮干狩り場のような状況。双方の選手やスタッフ、運営スタッフ全員が雑巾やバケツを手にグラウンドの水溜りを人海戦術で整備した。
日暮れせまる中、試合は再開されたが本学は流れを引き戻すことはできず、思いがけない敗退となってしまった。

 今回の全日本女子選手権優勝は園田学園女子大学(4年ぶり7回目)であった。

「TIU女子ソフトボールチーム」にとっては悔しくて切なくて苦しい夏となった。

 しかし、打ちひしがれたように下を向き、黙り込む姿は本学チームに似合わない。4年生の技術や態度を引き継ぎながら新しいチームとして前を向かなければならない。秋季リーグ、関カレに向けていつもの笑顔で日々の練習に励んでほしい。

 鹿児島県という遠方にもかかわらず、駆けつけてくださった皆様には、心より御礼申し上げます。

 これからもTIU女子ソフトボール部への応援をよろしくお願いいたします。

2016インカレ女子結果.pdf
 

8月26日(金)
■新皇冠体育 2-5 美作大学

1234567
美作大 0 0 0 2 2 0 1 5
東京国際大 0 0 0 0 1 1 0 2

(美作大)城田-藪
(東京国際大)相良、池信-横山

チャンスはあれどもなかなか流れに乗れない状況が続いた。

大粒の雨で試合中断、雑巾で水を吸い取りグラウンドを整備する選手たち。

応援も祈るような気持ちで選手を見守る。

 思いがけない敗退に呆然とする選手、涙を堪える選手??。悔しく切なく苦しい夏は終わってしまった。
 しかし、この一瞬は通過点に過ぎない。部員達は結果を受入れ前を向き、笑顔を忘れず「強くて愛されるチーム」つくりに努力することを確信する。怪我に悩まされた選手、ベンチワークばかりの多かった選手、笑顔の裏側に皆、悩みや迷いを抱えていることだろう。4年生の皆さんはそれらを乗り越えた者たちである。残り約半年の大学生活ではあるが、是非、後輩に自らの様々な経験、技術、態度、姿勢を引き継いでいただきたい。本学女子ソフトボール部はどんなポジション、役割であろうとかけがえのないチーム員である。

本学女子ソフトボール部 部長からのメッセージ

 今年のインカレは"チーム一丸"で臨みたいと考え、 例年は選手だけで行うイメージトレーニングを、監督、コーチを始め、部長、副部長、トレーナー、事務担当者を含め関係者全員参加で実施し、各々の決意を胸に決戦に向かいました。  ところがそんな思いとは裏腹に逆転の好機を雨に祟られ、 無念の涙となりました。 選手の皆さんにはさぞかし悔しかったことと思います。  ご父母、ご家族、OGのご父母、霞会の皆さま、そして 4年生相良選手のゼミ担当教員である松本先生が鹿児島まで 来てくださり、声を振り絞っての心からの応援をいただきました。 誠にありがとうございました。