[国際関係学部]河崎ゼミの2年生が拓殖大学?日本大学との合同研究発表会で準優勝
2025年03月04日
国際関係学部で河崎眞澄教授の「基礎演習」を履修する2年生4人が、2月17日に拓殖大学文京キャンパス(東京都文京区)で行われた「2024年度3大学合同ゼミナール研究発表会」で準優勝にあたる「優秀賞」を獲得しました。
この研究発表会は、拓殖大学政経学部の丹羽文生教授が提唱し、2023年度に始まった取り組みです。丹羽文生ゼミナール、日本大学法学部の浅野一弘ゼミナール、本学の河崎ゼミナールの学生が切磋琢磨して学びに励み、キャリアプラン設計にもつながる研究活動を行うことを目的にしています。今年度は、本学から2年生チームが1組、拓殖大学から3年生チームが4組、日本大学から3年生チームが3組参加。計21人の学生が発表を行い、研究成果を競い合いました。
本学チームは木村ジョセフ英忠さん?星奈柾輝さん?庄盛太貴さん?イマデ ケンタ ジュニアルタさんが、台湾や朝鮮半島などを統治した日本や、東西冷戦とソビエト連邦(ロシア)による東欧ルーマニア支配、中華人民共和国(中国)によるウイグル族?チベット族?モンゴル族の居住地域での強権支配をテーマに発表。統治下の植民地で「同化政策」がいかに行われたかの歴史的観点に加え、戦後の台湾と朝鮮半島の対日関係の変化を比較分析するなど、「ポスト?コロニアリズム(植民地支配の影響に関する研究)」まで踏み込みました。
当日の全参加学生と教員による採点の結果、「最優秀賞」には政治家の失言を解説した日本大学3年生チームが選ばれました。また、本学2年生チームに加えて、「レイシャル?プロファイリング」問題について発表した拓殖大学3年生チームにも「優秀賞」が授与されました。
本学2年生の4人は、3月3日から6日間にわたって台湾で行われる河崎ゼミの海外研修にも参加し、さらに幅広い知見を得る予定です。

参加者全員での集合写真(拓殖大学 丹羽文生教授 撮影)