[商学部]「地域金融講座」授業で飯能信用金庫?細田専務理事が講義

2024年12月16日

本学では毎年、飯能信用金庫(松下寿夫理事長)より寄附講座を提供いただき、今年度も9月から12月にかけて授業を実施しています。

授業は商学部の「地域金融講座」という科目名で、私たちの生活において地域金融機関がどのような関わりを持っているのかを学ぶことが目的です。全体の講義を通じて、実際の業務を踏まえた地域金融機関の使命と役割への理解を深めることを目標とします。全14回の授業で、支店長をはじめとする関係者が毎回オムニバス形式で登壇していただき、「資産形成」「中小企業政策」「事業承継や相続」のようなテーマを元に講義が行われてきました。

12月13日(金)の最終回では、飯能信用金庫の細田博美専務理事が登壇し、"地域金融最前線"として講義していただきました。これまでの全14回のまとめを兼ねて「最近の金融経済情勢と今後の見通し」をテーマとした内容です。「政策金利」「国債利回り」「企業のライフステージ」などの基本事項だけでなく、「新紙幣と渋沢栄一」「新型NISA」「キャッシュレス決済」「リバースモーゲージ」「特殊詐欺?闇バイト」など近年ニュースでよく目にする話題にも多く触れられました。これから社会に出る学生たちにとって非常に有益な内容でした。

なお現在、飯能信用金庫には本学の卒業生39名が勤めており、本年度は4名が入社しました。さらに来年度に向けて2名の内定をいただいております。本日ご登壇いただきました細田専務理事も、本学の卒業生となります。

<受講者からの声>

「信用金庫だからできることや、他の企業とのつながりを大事にしているからこその取り組みを学ぶことができました。エリアを絞ってサポートすることで、より精度の高いサポートが実現できるのは、地域の人たちからするとすごく助かっているだろうと思いました」

「この地域金融講座を受講してみて、信用金庫のことだけでなく金融の知識も身につけることができました。大型の銀行より地域に密着し、地域経済?地域の人のためになるような仕事をするのが信用金庫だとわかりました。とてもやりがいのある仕事だと感じます。貴重な知識と経験をありがとうございました」

本学ではこれからも、寄附講座をはじめ様々な形で地域との結びつきを強め、地域の金融機関?企業とともに地域社会の活性化を図っていきます。

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