[人間社会学部]FD研修会「パリオリンピック2024報告会」を開催
2024年11月25日
10月23日(水)に、人間社会学部の教員を中心としたFD(Faculty Development)研修会が川越第1キャンパスで開催されました。
本学のFD研修会では、教員の意識改革や効果的な授業の相互学習を目的に、教育?研究内容の共有や課題解決策の提案等を行っています。
今回のテーマは「パリ2024オリンピック報告会」。2024年7~8月に行われたパリオリンピックにおいて、男子ウエイトリフティング73kg級に出場した宮本昌典コーチと宮本選手に帯同した三宅敏博ヘッドコーチ(ともにウエイトリフティング部)、体操競技で審判員を務めた髙橋孝徳准教授(人間社会学部)の3名が登壇しました。
宮本選手と三宅ヘッドコーチからは、数年間にわたるコンディション調整や、当日の試合運びや他国選手との駆け引きなどのエピソードが披露され、「選手人生のピークを世界大会に合わせる難しさ」を改めて感じる話となりました。
また、髙橋准教授の講演では、体操競技のルールや採点基準について解説いただき、実例を用いて参加者が得点集計に挑戦するなど、実践を交えた説明がされました。あわせて、オリンピックに向けて取り組んだこと、決勝での勝敗を分けた要因について、様々な分析をもとに解説いただきました。
いずれの講演も、学生への学習や部活動、キャリア指導に関して役立つ内容が含まれており、参加者も楽しみながら聴講していました。