[商学部]4チームが書類審査を通過! 国内最大級のビジネスコンテスト

2020年12月11日

 株式会社マイナビが主催する、大学生のためのビジネスコンテスト「キャリアインカレ」。本学商学部の4チームが書類審査を通過し、プレゼン動画審査に進出しました。

 キャリアインカレは国内最大規模の大学生ビジネスコンテストで、2020年度は2,918名がプレエントリーし、正式エントリーは720チーム。書類審査を通過してプレゼン動画審査に進出できるのは100チーム(13%)の難関コンテストです。

 今回の協賛企業はエーザイ、生命保険協会、セコム、DHC、フェリカネットワークスの5社。「Change Standard」という大テーマの元、各企業から提示されたリアルな課題に対し、学生ならではの柔軟な発想で新しいビジネスモデルを提案することが求められます。

 エーザイをテーマに選んだのは平木ゼミの3年生。コロナ禍で在宅医療の需要がさらなる高まりを見せる中、製薬会社と不動産会社の異業種コラボレーションにより在宅医療サービス用の設備を備え付けた住居を提案しました。

 生命保険協会を取り上げたのは、同じく平木ゼミの3年生チーム。コロナ禍による失業率が高まっている今、どうすれば民間による失業保険サービスが成り立つかを調査?分析。保険金給付と転職活動サポートを一体化した、新しい保険制度を練り上げました。

 セコムのビジネスプランを考案したのは、久米ゼミ3年生。人と距離を取ることが求められるようになった今日、大学生の在宅時間と知見の活用を課題として設定し、オンライン教室サービス(アプリ)で一人一人が楽しく気軽に社会貢献できる仕組みを考えました。

 DHCを取り上げたのは、今回書類審査を通過した、本学では唯一の2年生チーム(久米ゼミ)です。4人中3人が女子学生で、ダイエットやプチ衝動買いという女子にありがちな日常の悩みから、コース選択性(脂質制限、プロテインなど)のお菓子サブスクリプションを編み出しました。

 キャリアインカレの審査基準は、「テーマ分析」「課題洞察力」「実現可能性」「持続可能性」「社会革新性」。そして、大学生ならではの問題意識?興味関心、これまでの学びの上に立ったものであるか、ということが重視されます。 今後、4チームは2021年1月9日の決勝大会を目指し、プレゼン動画審査、準決勝に挑んでいきます。