[商学部]新科目「ビジネス?ソリューション」で企業研究

2019年09月21日

 商学部では、2019年度より課題解決の方法を主体的に学ぶために「ビジネス?ソリューション」を新科目として設置しました。この授業では、「高い倫理観をもって常識を疑え」というコンセプトのもと、学生が様々な課題にチャレンジしています。9月10日の授業では、埼玉県産業労働部から、ゲスト講師として石井順子氏をお迎えし、埼玉県下の企業研究を行いました。
 授業では、埼玉県の県勢概要についての説明の後、配付された『埼玉県企業ガイド2019』をもとに、グループワークを通して、講師と直接対話しながら進められました。グループごとの成果発表では、1つ1つのグループに対して講師からの講評を頂きました。授業の最後には、企業研究の視点として、財務業績や公表された数値だけでなく、企業理念や販売している製品?サービスのコンセプト、オンリーワンの強みなど、多角的な視点で捉えることの重要性について述べられました。
 学生から、「20年以上埼玉県に住んでいるのに想像した以上に多種多様な企業があることに驚いた」や「もし企業理念と自分が合わなかったら続かないと思うので、自分が就職するときには、何を優先すべきかを自分自身がしっかりと考えることが重要だと分かった」、「B to C企業だけでなく、B to B企業についてもっと知っておくべきだと思った」といった様々な感想があがっていました。学生にとって、企業に対する視野を広げるとともに企業への理解をより深める機会となりました。
 埼玉県のご協力に感謝申し上げるとともに、商学部では、引き続き授業をより積極的に展開してまいります。

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