国土交通省主催「ミズベリング勉強会」でCOCプログラムを紹介

2019年08月20日

 6月20日(木)、「魅力ある水辺空間の創出」をめざす国土交通省の勉強会で、本学COC事業を担当する宮口直人客員講師と本学学生が、多摩川河川敷にて取り組んでいる観光まちづくりプランについて発表しました。

 COC事業(小江戸(川越)まちおこし)を通じて地域課題解決に取り組んできた本学の学生たちは、「大学生観光まちづくりコンテスト2017」で多摩川の資源を活かした新しいまちづくりを考案し、ミズベリング賞を受賞しています。

 神奈川県川崎市の「多摩川の雑草」と「国際戦略拠点キングスカイフロント」に着目した学生たちは、堤防刈草からペレット(固形燃料)を製造し、キングスカイフロントの燃料にする「エネルギー新循環システム(エネルギー地産地消の先進モデル)」というプランを提案しました。
 学生たちの提案は国土交通省や川崎市、財団法人河川財団の協力を得て実現化に向けて動き出し、実際に定期的なペレット製造が行われ、商品化についても検討が始まっています。

 国土交通省が開催する「ミズベリング勉強会」は今回が8回目で、テーマは「水辺でビジネスを作る人を増やす」でした。産官学連携による本学の取り組みは参加者の関心を集め、プレゼンテーション後に開催されたパネルディスカッションでは、登壇した宮口講師と山岡勇輝さん(言語コミュニケーション学部3年)に多くの質問が寄せられました。

小江戸(川越)まちおこし
/coc/

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