福祉心理学科
福祉と心理の両面から子ども、高齢者、障害者などを支援する専門性と総合力を 併せ持つ人材を育成
?福祉?と「心理」というふたつの視点から人に対しての学びを深めるとともに、社会やスポーツも学習。人間一人ひとりへの深い洞察力を備えた福祉?心理分野のスペシャリストを育成します。
2つの専門分野
福祉分野
さまざまな福祉課題を発見?解決?予防するための具体的な知識や技術を、理論と実践の両面から学習。他者や社会に関心を寄せ、人々が互いに支えあいながら生きやすい社会を創っていくための実践力も身につけます。
目指す進路
- 児童?高齢者?障害者施設のソーシャルワーカー
心理分野
人間の心と身体の発達、各年代特有の心の悩みや問題、その解決と支援方法、集団や組織におけるリーダーシップやコミュニケーションなどについて、幅広い観点から学びます。大学院に進学し公認心理師?臨床心理士の資格取得も目指せます。
目指す進路
- 企業カウンセラー
- スクールカウンセラー
- 大学院臨床心理学研究科進学 ほか
カリキュラム
「公認心理師」資格取得カリキュラム
健康医療や言語、社会や家族などさまざまな課題に直結する心理職のエキスパートとして広く心理学を学びます。専門職として関係法や行政組織?機関に対する必要な知識を深め、公認心理師としての仕事と役割を、学外体験を通じて実際の業務としても学びます。
STUDENT’S VOICE
福祉の知識を持つスクールカウンセラーとして活躍を目指す
児童に身近に感じてもらえるスクールカウンセラーを目標に、日々専門性を深めています。福祉心理学科では心理だけでなく福祉も学べ、児童の発達特性や先天的な課題を知識として得ることができます。実際に、大学の紹介で小学校のスチューデントサポーターのボランティアにも参加し現場で児童とふれ合うことで、座学で得た福祉の知識が一人ひとりの事情を理解することに役立っています。また、カウンセラーは健康状態や病気の内容など医学的な知識を持つことも必要になるため、公認心理師カリキュラムで受講する「健康?医療心理学」の授業内容がこの先役立つと感じています。卒業後は大学院へ進学し、2年間でさらに専門性に磨きをかけ、公認心理師の資格を取得する予定です。