新皇冠体育大学院案内2025
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1 修士論文作成のための2 指導方針等科 担当科目研 研究分野内 研究内容著 主な著書?論文研 数理統計学内 密度推定、鞍点近似、大偏差原理の応用、情報幾研 経済理論内 不均衡動学、スラッファ研究著 ① 『経済学概説(改訂版)』泉文堂(2012年7月) ② ?線形モデルにおける調整」(単著)『新皇冠体育論叢経済学部編』第27-28合併号(2002年12月)経済学研究科1 数理統計学の理論的側面の知識を習得しつつ、確率論の基礎事項を確認します。計算機シミュレーション等により数値実験を行うことも実際上有益ですが、それらは理論を踏まえたものであるべきと考えています。2 とくにノンパラメトリックなアプローチに関心を持ちつつ、確率現象を記述するための数学の知識や技法の習得を目指します。1 理論経済学および金融論を含むその応用を対象とします。望ましい金融システムのあり方や、適正な消費税率、高齢化への対策など、あるいは広い意味での市場によって、すなわち供給側も需要側も誘因に基づいて、自発的に行動することによって、結果的に社会問題を解決し、公平で持続可能な社会を実現する仕組みの考察なども対象とします。1 時間変化をともなうマクロ的事象の分析に関して、各自の理論的な問題意識の純化、分析道具の選定、導かれるべき結論の現実妥当性についての評価といった、ごく一般的な接近方法に則った指導に限定する。2 先達の成果を踏まえたうえでの、独自の問題意識の設定とその純化の作業に指導の力点を置く。学術論文として体をなすことも肝要。研 理論経済学内 ゲーム理論の応用。経済政策におけるコミットメントの役割を、評判モデルの観点から分析することに関心がある。著 ① 「地域金融機関の役割-完全ベイジアン均衡による分析-」『新皇冠体育論叢-経済学研究』,5号,2021年2 精緻な理論的訓練と応用面での広範な知的情報を通じての、現実の経済社会を認識し評価する知性とバランス感覚をもって、社会的に意義ある、解決されるべき課題に真摯に取り組むことを期待しています。1 ミクロ経済学に関わる問題について、理論的に分析する修士論文を作成しようとする学生に対して指導を行う。まず、関連する教科書、論文を丹念に読み込むことでモデル作りの手法を学ぶ。そのうえで、自らのモデルを作って分析を行い、得られた結果の経済学上の意味、また現実の経済問題との関わりについて検討する。2 サーベイの仕方、論文の読み方、論文の書き方を指導します。論理的な文章を書けるようになることを目指します。2 1行1行数式をていねいに追いかけ、確認していくことが第一歩です。その経験が、優れた修士論文につながると思います。研 国際貿易論、地域統合論内 国際貿易に関する理論的?実証的研究を行っており、主要なテーマは、環境物品貿易に焦点を当てた「貿易と環境」に関する研究、貿易に体化された二酸化炭素の推計に関する研究、自由貿易協定の効果分析、産業内貿易の実証研究である。。2 データをエビデンスとして経済学を研究する人材著 ① 2019/11『経済分析のための構造推定アルゴリ著 ① 「貿易と環境:貿易に体化された二酸化炭素排出に関する実証研究展望」『新皇冠体育論叢 経済学研究』,第7号,2023年3月(単著)著 2023/03「コンパクト?シティ政策の効率性」(博1 産業組織論に関わる研究について、応用ミクロ経済学やゲーム理論を用いた理論分析を行う修士論文の執筆を指導する。ただし、ミクロ計量経済学に興味があり、市場データより計量分析を行う論文執筆の希望に対しても対応可能である。2 ミクロ経済学の基本を理解することから始め、独力で理論分析を行うことができるように指導する。実証分析を希望する者は、経済数学と計量経済学の知識を身につけて、データ分析に応用できるようになること。1 国際貿易の理論および貿易統計データを用いた実証分析の指導を行う。伝統的貿易理論、新貿易理論、新々貿易理論の理論的考察と実証分析、地域貿易協定を含むさまざまな貿易政策の効果分析、GATT=WTOといった世界貿易体制の制度的分析を対象とする。 8 年浮田 聡 教授 科 マクロ経済学研究、マクロ経済学研究ワークショッ奥山 鈴香 専任講師 博士(応用経済学) 科 ミクロ経済学研究研 理論経済学内 価格差別について研究しています。微分ゲームを用いた分析もしています。公企業と私企業が競争する混合寡占市場について研究していました。楠田 康之 教授 Ph.D.(経済学) 科 産業組織論研究、ミクロ経済学研究ワークショップ研 理論経済学、産業組織論内 産業組織、特に流通経済を応用ミクロ経済学とゲーム理論で分析。構造推定を用いたデータ分析にも関心がある。塩澤 修平 教授 Ph.D.(経済学) 科 公共経済研究研 理論経済学、社会貢献の経済学内 ① 理論経済学:世代重複モデル等を用いた金融現象の理論的分析、税制と国債利子率や土地の有効活用との関係などについての理論的分析。プ、マクロ経済学上級研究著 2021/10 Price and quality competition in a mixed duopoly : Differential game approach MPRA Paper 単著 2022/7 Behavior-based Price Discrimination in the Domestic and International Mixed Duopoly ISER Discussion Papers No.1179 単著1 価格差別を指導範囲とします。ホテリングモデルの構造を持つ価格差別のモデルについての論文を読んでもらい、そのモデルを拡張してもらいます。その後、それについて修士論文を書いてもらいます。ゲーム理論について知っていることが望ましいです。ズム』三恵社 ② 2022/02 Information Effect of Buy-Online-and-Pick-up-in-Store in Omnichannel Retailing with Store Replenishment, Electronic Commerce Research and Applications ③ 2021/03「オムニチャネル,フルフィルメントおよびダイナミック?プライシングに関する一考察」『日本福祉大学経済論集』 ② 社会貢献の経済学:利他的効用関数を用いた寄付活動や非営利組織の行動、「見識ある自己利清水 誠 教授 博士(経済学) 科 Economic Statistics Workshop研 経済統計内 ①人口が経済成長に及ぼす影響の研究 ②物価変動の構造の研究 ③消費支出の構造の研究 ④貧困要因の研究 ⑤統計制度の動向研究著 「公的統計の現代的意義並びに作成技法及び利用の関口 駿輔 准教授 博士(経済学) 科 公共経済学研究研 都市計画、政策評価、まちづくり、地方財政内 現在は日本の地方自治体に焦点を当てて、都市構造と地方財政の関係、地方公会計の効率性の定量評価について実証研究しています。竹内 宏行 教授 科 統計学研究、統計学上級研究益」に基づく企業の社会貢献活動、文化活動支援についての理論的分析および事例研究。著 ① “A microeconomic formulation of social Enterprises” Scottish Journal of Arts, Social Sciences and Scientific Studies, Vol.18. No.1, pp12-23, 2014 ② “A microeconomic formulation of financial support for cultural and artistic activities” Scottish Journal of Arts, Social Sciences and Scientific Studies, Vol.26. No.2, pp149-167, 2015 ③ 『社会貢献の経済学』芦書房、2018年 ④ 『社会問題は「ビジネス」が解決する』芦書房、2020年高度化に関する研究」日本統計協会、2016年 「統計体系入門」日本評論社、2000年 「データ分析はじめの一歩」講談社、1996年1 大学院生が、社会経済における課題の中から研究テーマを設定し、データを用いて実証分析を行うことができるように指導する。を育成する。士学位論文)単著、東北大学大学院 2021/03区域別地方行政サービス停止基準の試案-東北6県の基礎自治体歳出に着目して-「公共選択」、単著 2019/07 “An Analysis of the Efficiency of Local Government Expenditure and the Minimum Efficient Scale in Vietnam”, Urban Science、3、1-12, 単著1 効率的な都市構造、証拠に基づく政策立案(Evidence-Based Policy Making: EBPM)、地理情報システム(Geographic Information System: GIS)、まちづくり、地方財政等に関する実証分析。2 都市構造、EBPM、GIS、まちづくり、地方財政等をキーワードに、エピソードベースではなく、エビデンスベースで論文を作成していきます。学会報告等を通して研究を改善し、政策立案や実現可能性まで踏み込んだ研究を目標とします。Excel、Stata、GISといったソフトを使いこなすことも目標にしています。古川 徹也 教授 科 ミクロ経済学研究、ミクロ経済学研究ワークショッ松村 敦子 教授 科 国際貿易論研究、国際経済学研究ワークショップ、何学著 ① 「確率分布のsp-変換」『日本統計学会誌』第45巻、第1号(2015年9月) ② “Probability distribution as a path and its action integral”, Japanese Journal of Statis-tics and Data Science, vol.3, pp.485-511. (2020) ③ 「鞍点ベクトル場の発散と漸近正規性」『日本統計学会誌』第53巻、第1号(2023年9月)プ、ミクロ経済学上級研究 ② 『日本経済論(経済学教室11)』培風館,2017 ③ 「格付け機関の戦略的行動-評判モデルによる分析-」『新皇冠体育論叢経済学部編』,37号,2007年国際経済学研究上級ワークショップ ② “Gravity analysis of trade for environmental goods focusing on bilateral tariff rates and regional integration” Asia-Pacific Journal of Regional Science, March 2021. doi: 10.1007/s41685-020-00189-x. (単著) ③ "Regional trade integration by environmental goods", Journal of Economic Integration Vol.31 No.1, March 2016, pp.1-40. (単著) ④ 『入門 国際貿易』多賀出版(1刷2010年6月, 3刷2020年6月)(単著)2 国際経済学の二つの分野、国際貿易論と国際金融論について、様々な現代的問題を解明する理論に指導を行う範囲等経済学研究科 教員紹介(演習指導)(2024年度実績)

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